パピーズママ
イタリアングレーハウンド(イタグレ)専門ブリーダー パピーズ・ママ
子犬を迎える環境が整ったら次は犬種を選びます。
その次が性別!
どちらの性別にはどんなメリットやデメリットがあるでしょうか?
男の子
Merit(メリット)
1.妊娠・出産がないのでいつまでもキレイな体形のままでいられる。
ドッグショーに出陳する場合は大切です。
2.性格が能天気でいつまでも子供のまま「ピーターパン」みたいで可愛いと思います。
Demerit(デメリット)
1.マーキングをする。
早い時期に去勢手術を行うことによってマーキングをしなくなります。
2.後ろ脚を上げオシッコをします。
早い時期に去勢手術を行うことによって座った姿勢でオシッコをするようになります。
女の子
Merit(メリット)
1.血の繋がった子犬を生むことができる。
2.座った姿勢でオシッコをする。
Demerit(デメリット)
1.年に2回、出血を伴う生理がくる。
2.妊娠・出産により体形が崩れてしまう。
3.子宮内膜炎、乳腺炎等の婦人系疾患に掛かってしまうことがある。
4.どちらかと言うとシッカリした気性の子が多い。
数十年の長きに渡り、数多くの犬種を育ててきたブリーダーである私たちが思うことです。
去勢手術を行ってもマーキングや後ろ脚を上げてオシッコをする子もいますし、性格も個性によって違いますが、大体の子は上記の感じから大きく逸脱はしていないと思っています。
いずれの性別にしても早い時期に去勢・避妊手術を行うことによりデメリット感は薄らぐように感じます。
一般のお客様の希望は女の子を望まれる方の割合の方が高いように感じます。
ペット業界に携わっている方から聞く分には、男の子の方が性格が優しくて可愛いと仰る方が多いと思います。
以前飼っていた犬と同じ性別の子が欲しいという方もおられます。
イタリアングレーハウンド(イタグレ)でも男女の性別による大きな差は感じません。
どちらの性別を選ぶかは飼い主さんの感覚次第で良いと思います。
去勢・避妊手術を前提に考えますと、ご家庭の生活パートナーとしてイタリアングレーハウンド(イタグレ)を迎えるのであれば正直なところどちらの性別でも大きな利点も不利点もありません。
女の子だからと言って特に優しいこともありませんし、男の子だからと言って特に逞しくて飼い主さんを守ってくれることもありません。
イタリアングレーハウンド(イタグレ)ならば無駄吠え自体が少ない犬種ですから性別によって煩いこともありません。
単に性別が違うだけな感じです。
たくさんの犬たちを育て、生活を共にしてきたプロのブリーダーとしての答えです。