パピーズママ

イタリアングレーハウンド(イタグレ)専門ブリーダー パピーズ・ママ

死に至る気温・室温・夏の散歩

他犬種に比べて比較的暑さには強いイタリアングレーハウンド(イタグレ)です。
しかし暑さが好きなイタリアングレーハウンド(イタグレ)と言えども生き物。
高温の状態で放置されますと簡単に亡くなります。

駐車場に止めた車に放置された子供が毎年亡くなります。
ほんの短い時間だからと言った言い訳で何人もの子供が繰り返して死んでいきます。
お買い物の際、犬は立ち入りを断られるお店が多いと思います。
短時間であろうと絶対に犬だけを車内に放置することはおやめください。

暑くなり始めた春以降、車の中は勿論のこと、窓を締め切ったお部屋に置き去りにされますと短時間で体調に異変をきたします。
幼稚園児が何ら問題なく過ごせる室温の状態をキープしてください。
留守番をさせる際、特別にエアコンを点けておく必要はありません。
防犯上の問題さえなければ、窓を開けて風通しを良くし、直射日光から避けられる環境にあれば良いと思います。
室温の目安は、人間のお子さんが可否なく過ごせられるお部屋の温度を保つこと。
エアコンを利用して快適な室温までする必要はありません。
いつでも飲むことができる新鮮なお水も必ずご用意ください。

夏季、必ず気を付けなくてはいけないことに「お散歩」があります。
飼い主さんは当然のこと靴を履いてお散歩に行きます。
イタリアングレーハウンド(イタグレ)は裸足。
しかも夏の日差しで焼けたアスファルトの熱射をそのまま呼吸しなくてはなりません。
脚の裏は火傷、呼吸器は熱射病。
散歩に行かなければトイレができないような犬に躾てはいけません!
夕方、日が陰ったからとお散歩に連れ歩く方を見かけます。
一度、あなたが裸足になって道路を歩いてみたら?

寒さに関しても、目安は幼稚園に通う程度のお子さんが過ごせるか否か
人が誰もいない時間までヒーターを使って快適な室温の管理する必要はありません。
お洋服を着せ、ケージやサークルにペットヒーターを敷き、風が入らないように毛布などで覆ってあげれば良いと思います。
暑くなったら逃げられるスペースも作ってあげてください。

過剰に温度管理をすることはありません。
特に暖房機などは倒してしまい火事になったり、電源ケーブルを噛んだりして思わぬ事故が起こりえます。
通常では考えられないようなイタズラもします。
多少は暑かろうと寒かろうと心配はいりません。
幼稚園に通う程度のお子さんが健康に問題なく過ごせるか否かが目安です。