パピーズママ

イタリアングレーハウンド(イタグレ)専門ブリーダー パピーズ・ママ

死にかかわる絶対に与えてはいけない食品

人間が食べても健康には全く問題のない、普段の台所やテーブルに何気なく置いてある食材も、イタリアングレーハウンド(イタグレ)などの犬にとっては最悪の場合死に至る非常に危険な食品があります。
危険なものを食べてしまったと思ったり、日頃と比べ明らかに様子が違う、体調不良を感じましたら、症状が落ち着くまで注意深く様子を見ていてください。
口から泡を吹いたり、血を吐く、ふらついて立ち上がれないなど、既に毒物に犯されている様子を窺えたなら出来るだけ早く獣医のところに連れて行くか、電話等により獣医師の指示に従ってください。

玉ねぎ・長ねぎ・ニラ・ニンニク
赤血球を破壊してしまい、貧血、下痢、嘔吐の原因になります。
熱処理した調理品でもいけません。
ネギの本体は入っていなくても、煮込んだ汁が含まれる「すき焼き」なども危険です。
死に至ることもあります。


成分は餅米なので中毒性はありませんが喉に詰まり窒息死する危険があります。

チョコレート・ココア
過活動症の原因になり心臓障害や発作を起こしたり、嘔吐やけいれん、発熱などを招きます。
死に至ることもあります。

アルコール
晩酌のアルコールを与えフラフラする犬を楽しむ方もいますが、急性アルコール中毒で死に至ることもあります。

キシリトール入り菓子
2~3分から1時間以内に急激な低血糖を起こし、衰弱、歩行困難、発作、痙攣、肝不全、昏睡などの症状が出ます。
死に至ることもあります。

肉や魚の骨
噛み砕いたときに裂けてのどに刺さったり、硬くて鋭く割れた骨が胃や腸を傷つけたりする可能性があります。
肉(牛、豚、鶏など)や魚(鯛など)の骨についても危険です。

危険なものを食べてしまったと思っても、無理に吐かせようとしたり、胃腸薬などを与えないでください。
素人の判断では害になる場合もあるので、獣医師の指示に従ってください。
口から泡を吹く、痙攣する、血を吐く、下痢をするなど、既に毒物に犯されている様子がうかがえたの
なら、出来るだけ早く獣医のところに連れて行くか、電話等により獣医師の指示を仰いでください。
取り合えず、どうにか普通に振る舞っているように見えるなら、しばらくの間は継続して注意深く様子を見続けてください。

なによりも人間の食べ物は犬に与えないことが一番重要です。
食卓の隣で食べ物を欲しがるイタリアングレーハウンド(イタグレ)を無視することは難しいかと思います。
しかしながら、命にかかわる食材を口にしてしまう可能性もありますし、体重増加による肥満や塩分過多による高血圧など健康を害する可能性が高くなってしまいます。