パピーズママ
イタリアングレーハウンド(イタグレ)専門ブリーダー パピーズ・ママ
排泄物(糞・大便)を食べてしまうイタリアングレーハウンド(イタグレ)がいます。
そのシーンを初めて目撃した飼い主さんは驚愕してしまいます。
人間の考えでは絶対にありえないことですから。
野生の犬族は子犬の糞を食べることがあります。
それは自身の巣の中で子犬が糞をした場合、その糞の臭いをたどって外敵に襲われる可能性が高く、臭いを消す手段として食糞を行います。
また、ブリーディングされている犬たちも母犬はベビーの糞を舐め食べてしまいます。
ベビーは産まれてしばらくの間は刺激がないと排泄することがでず、母犬が肛門や陰部など排泄器官を舐めることにより便意や尿意を促します。
手を起用に使って物事を片付けることのできる人間の考えで犬にネガティブな思いを持ってはいけません。
ドッグフードが足りずに糞を食べてしまうイタリアングレーハウンド(イタグレ)もいます。
刺激臭の強い糞をオモチャ代わりに口にしてしまうイタリアングレーハウンド(イタグレ)もいます。
食糞をすることで飼い主さんが大騒ぎをすることを遊んでくれていると勘違いし気を引くために食べてしまうイタリアングレーハウンド(イタグレ)もいます。
いずれにせよ飼い主さんが嫌なことを続けさせてはいけません。
食糞対策用のサプリメントや薬もありますが効果は高くありません。
食糞を止めさせるためのスプレーもありますが一時的なもののように感じます。
簡単にやめさせるのは難しいでしょう。
とにかく根気よく向き合うことが大切です。
あらためてトイレトレーニングを再開するつもりで徐々にでも食糞対策の躾をおこない、困ったときは一人で悩まずドッグトレーナーなど専門家を頼るべきだと思います。