パピーズママ
イタリアングレーハウンド(イタグレ)専門ブリーダー パピーズ・ママ
Puppy’s Mama(パピーズママ)のイタリアングレーハウンド(イタグレ)も当たり前にパパ犬とママ犬の遺伝を持って生まれてきました。
生物学の「メンデルの法則」から「分離の法則」により、両親の遺伝子から良いところも悪い箇所も受け継ぐことがあります。
これは両親の持つ遺伝子が組み合わされた結果起こる現象です。
たとえば髪や瞳、肌の色、巻き毛やストレートヘア、爪の形や身長や体形にも大いに作用します。
体のつくり以外にも受けついた遺伝子によって引き起こされる病気(遺伝性疾患)もあります。
血友病や聾など多くの病気が遺伝子によって発生します。
犬にも犬種によって特に発症しやすい好発性の遺伝性疾患があります。
これは純血種の犬は各犬種の特徴や特色を濃く引き出すために同じ遺伝子を持つ犬同士が交配された結果、ある遺伝性疾患を発症する遺伝子を持つ犬が犬種ごと別れているからです。
ミニチュア・ダックスフンドやプードルに多い進行性網膜萎縮症(PRA)。
コーギーやシェットランドシープドックに多く発症するフォンビルブランド病(vWD)。
ダックスフンドやポーターコリーにみられるセロイドリポフスチン症(CL症)。
その他、多くの遺伝性疾患が確認されています。
これらの遺伝性疾患は目が見えなくなったり、立ち上がることもできず動けなくなったり、出血を引き起こしたり、死を迎える病も多くあります。
現在、獣医学も進歩しいくつもの遺伝性疾患についてDNA検査を行うことにより遺伝性疾患を引き起こす遺伝子を持っているか否かを調べることができるようになりました。
遺伝性疾患は遺伝子によるものなので親から受け継いでしまうと完治させることは絶対にできません。
発症を遅らせたり、少しでも快適に生活させてあげることを目指すしかありません。
悲しく残念です。
しかしながら、わずか数万円の費用で遺伝子検査を行うことで遺伝性疾患を持つ犬を見つけられることができます。
遺伝してしまった疾病は治療できなくとも、遺伝性疾患の因子を持った犬のブリーディングしなければ遺伝性疾患は止まります。
遺伝性疾患の遺伝子を持つ子を繁殖に使わないだけで恐ろしい病が未来に引き継がれません。
ブリーダーならば絶対に承知しなくてはなりませんし、遺伝性疾患の因子を持つ犬をブリーダーは何があろうが絶対に交配に使ってはいけません。
又、新しい遺伝性疾患のDNA遺伝子が継続的に発見されています。
不幸になってしまう犬を無くすためにも情報のアンテナは高く持ちましょう。
Puppy’s Mama(パピーズママ)ではイタリアングレーハウンド(イタグレ)に関し、アニコムパフェ㈱にてイタリアングレーハウンド(イタグレ)の好発疾患である変性性脊髄症(DM) の遺伝子検査を両親ともに完了しており、両親共にクリア(遺伝的になんら問題無し)の報告書を受け、㈱Pontelyからは進行性網膜委縮症(PRA)-PRCDの検査も受けクリアの判定をいただいております。
合わせて、チワワにつきましては㈱Pontelyにて好発性疾患のPRA(進行性網膜萎縮症)を検査完了し両親共にクリア(遺伝的になんら問題無し)の報告書を頂いております。
現状ではご安心できる結果だと思っています。
Puppy’s Mama(パピーズママ)としてブリーダーとしての自信と誇りの元に遺伝性疾患の因子が陽性となってしまったしまったイタリアングレーハウンド(イタグレ)は一切ブリーディングに用いらないことをお約束します。
万一陽性となったしまったイタリアングレーハウンド(イタグレ)がいたとしても動物愛護精神を基準として大切に愛情をもって育てることを誓います。